相手が嫌な気持ちなく動いてくれる方法

1.人心操作から学ぶ?
2.動いてほしい「相手」は誰か?という定義
3.上司と部下の関係にフォーカスしてみると・・・?
  (1)上司 → 部下のパターン
  (2)部下 → 上司
4.能力を持った社員達が創る未来のある会社

人心操作から学ぶ?

人心を操るのであれば、その人の望みを聞くことが一番。
というようなことが色々な本には書かれていて、結果的にその方法が一番だと思います。
人心操作というと非常に聞こえが悪いものですが、人は、自分の望みを叶えてくれる人に付き従うものです。

(この場合の、付き従うという言葉も若干聞こえが悪いような気がしますが。)

今回のテーマは相手が嫌な気持ちなく動いてくれる方法についてです。

動いてほしい「相手」は誰か?という定義

聞こえの悪い人心操作というフレーズはひとまず置いておいて。
彼氏・彼女・夫婦間・友達同士・上司部下・・等々
さまざまなシーンで「相手」は存在しますね。

喧嘩やいがみ合いになるよりも、お互いにとって良好な関係を築いていきたいですよね。
相手と良好な関係を築いていく為には、まず前提として喧嘩やいがみ合いにならないように、環境整備をしていくことが求められます。
言い方がちょっとかしこまってますが、平和的な空気感を演出しようという感じです。
本当に悪い心理操作を使う場合は、相手の心を揺さぶって揺さぶって、そしてあなたの望んでいるものを与えましょうと言う、まさに独裁者的なやり方になってくるわけですが平和的にいきましょう。

上司と部下の関係にフォーカスしてみると・・・?

このコラムを見る人が家庭内の問題にフォーカスすることは少ないと思いますので、上司と部下の関係・・または社員同士の関係についてフォーカスしていきたいと思います。

この場合

上司 → 部下
部下 → 上司

というパターンがあります。

(1)上司 → 部下のパターン

上司から部下の場合は、上司にどれだけの裁量が与えられているかによって変わってきます。
部下がこの場合の上司に期待するのは、会社からの報酬や評価であることがほとんどです。
世代によっては、モチベーションがポイントになってくることも多くなってきました。
ポイントは、部下がどうしたいか「望み」を把握しておくことになります。

望みを把握しておく為に、深掘りしておきたいのは
今、何にネガティブな考えを持っているかを知っておくことです。
期待する望みの前に、現実的な課題を解決してあげることが優先順位の高い望みなのです。
例えば・・・
 ・残業が続いていて帰りが遅くなっているのが嫌だ
 ・他の部署の人とのやりとりが円滑にいかなくてストレスを感じている
 ・上司が話を聞いてくれなくて、今悩んでいることを相談できない
なんていうものがあるかもしれません。
上司はこれらを解決することに尽力する姿勢を見せることです。
上司ができることは実際に、すぐに解決することではなく、
解決の為に動いている姿勢を見せることです。

(2)部下 → 上司

ハードルが高いのはこちらです。部下が上司に動いてもらえるように促す。
人心操作ではないですが、昔からゴマスリというのはとても有効な手段の一つでした。
ポジティブな言い方では「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」というのもありますね。
垂れた頭で相手に見えないように舌を出しているパターンです。(というのはネガティブな発想ですが)

基本的に自分よりも業界経験が長い人間が上司についていることが多いので、
通常のアプローチでは、逆に上司に指示されてしまうことがほとんどですよね。
普通の時代ならそれでもいいのかもしれませんが、
ちょうど世代交代・産業革命が起きている今の時代では、
この部下→上司の流れが確立されている企業の方が力を発揮しやすい傾向があります。

今までのやり方が通用しないので、上司も今までの経験則だけではうまくやっていけない時代です。
部下(若手・次世代)の発想が必要不可欠になってきますが・・・・

※※※ここ重要です※※※

結果的に重要になってくるのは、「発想」よりも「伝え方」です。

人間ですから仕方ないのですが、
上司と部下の関係は上下関係です。
その日々の蓄積は、態度に表れてしまいます。
部下は、上司が知らない分野で活躍できそうな場合、どうしても傲慢・横柄さが滲み出てしまいます。
結果的に相手にわかりやすく伝える努力を怠ったり、プレゼンを省略してしまう場合があります。

「(先輩、こんなことも知らないのか)」

上記のような雰囲気がにじみ出てしまうと、部下は上司に動いてもらうことは絶対にありません。
上司のプライドをへし折るようなことにつながるからです。
はっきり言ってこれでは全然賢くありません。

うまい人は
上司に伝える為にプレゼンを作るのではなく、
社内全員に伝える為にわかりやすいプレゼンを意識しましたと言って上司にプレゼンします。
能力のない人にそこまでしなければならないのか、と思う人は
自分では経営は出来ないでしょう。
経営資源はほとんどの中小企業の場合限られているので、
大企業のお偉い人たちの本を読んでいても、既に相対する社員の世代が変化しているのでこちらも通用しません。

大事なのは、この考え方を どちらか一方が能力として押さえておくことではなく、
上司も部下もこの能力を持ち合わせていることが重要です。

能力を持った社員達が創る未来のある会社

これは心と心の対話です。為人(ひととなり)を鑑みて、円滑なコミュニケーションを図ります。
人は、自分のことしか見えないと不平不満が露呈されてしまうものです。
自分のことしか見えないという時は、自分を誰も見てくれていないと思っている時でもあります。

「考え方」をうまく活用して、円滑なコミュニケーション能力を身につけましょう。
そうすることで、相手に嫌な気持ちなく動いてもらう為の下地が出来上がります。

どうやってこの能力を社員達が身につけるのか。こちらは清水事務所の研修で。

マネージングディレクター

清水大悟