インフレ社会・・・生活商品・住宅価格

オイルショックを彷彿とさせる
オイルショック時を彷彿とさせる‥‥さまざまな商品・サービスの値上げが進んでいます。トイレットペーパー・テッシュペーパー等の生活雑貨の値上げをはじめ、ジャガイモや大豆・その他、野菜、コーヒー…高騰しています。
2022年4月頃には、車のタイヤメーカー各社も値上げ10%
「石油価格高騰の影響」もありますが・・・2021年秋から年末にかけて発生した気候変動による豪雨などによる水害被害が世界各国で起きました。
・ポテトフライ等北米産が被害
・コーヒー豆も気候変動による被害
価格の高騰だけでなく、災害・人材不足によって物流業界ではモノがそもそも入らないという状況が発生しています。
住宅産業界に起きたインフレ影響
インフレ(価格水準高騰)は、住宅産業界にも起きています。
ウッドショックによる木材高騰・オイルショックで物流コスト費高
これらによって建築資材全体が高騰しています。
・設備機器の納期不確定
・半導体不足
・中国での電力不足による経済停滞
コロナによる生産拠点の全世界で資産活動に支障をきたしている状況です
インフレの対策は避けて通れないようです。
住宅建築に関しての情報
坪価格12万円~15万円アップが平均的上昇
地場事業者の間では、坪当たり15万円から20万円アップで提案する企業も出てきています。実は、ここからが本当の課題なのですが、間取り・グリットの考え方を変える時代に入っています。プラン改革でコストダウンを目指す企業が増えてきています。
時代の変化に合った事業改革が、経営者にとっても働く社員の方々にとっても、必要性が高まってきており、まさに次世代事業開発に取り組むタイミングです。
モノを安く買う時代のやり方ではなく
効率を上げて利益を取る
各メーカーの値上げが発表されています。
・TOTOは昨年10月受注残の商材から20%以上の値上げ発表
・4月にはLIXILが40%の値上げ公表が出ています
・国産の合板市場は高値 木材・建材・住設・等のインフレ
大事なのは、価格によって左右されるのではなく
価格高騰も踏まえながら、新たなターゲット先・販路拡大を考え
事業の進め方や販売手法の変革を自ら考え行動に移
今こそ新時代に向けた事業改革・業務改革時代です
ポイント・・価格が高い…ならこそ
インフレーション(価格水準高騰)によって、そもそもの住宅価格が高くなっていくことが前提としてあるならば。性能スペックの高い住宅は逆に武器となり得ます。ZEH以上の住宅、系統インフラ(電気・水道・ガス)遮断時でも自給自足できる住宅づくりはインフレ時代に強い住宅と言っても過言ではありません。
ライフラインの自給自足を目指し災害時にライフラインが遮断されても暮らせる住まいの普及を進めています。 ➡ こちら
経済のインフレで一般消費者のお財布事情が一段と厳しくなっており、賃上げに向けた国の施策も浸透し結果を得るまでには時間がかかる予想です。
それまでの間に、どのような手立てを取っていけばいいのか。
今後の自分達の事業のあり方を考えて、早急に舵取りを進めていくフェーズに入りました。