イギリス編 CLT BRE ライフタイムホームズ

2015年に視察しに行った内容を解説しています。

<CLT>

当時はまだCLTは話題に上がり始めたか、ちょっと前くらいの時期です。イギリスではCLT建築物が次々と計画され建築されていきました。脱炭素社会に向けて、持続可能かつゴミが非常に少なく、施工期間も短いというメリットだらけのCLTですが、そんな視察の様子を解説。

<ライフタイムホームズ>

こちらは、世界的な設計基準をつくった機関の視察です。フルフラットで使いやすいものや、コンセントの高さ基準、他にもアプローチの考え方等、大きく分けて16項目の基準に分かれています。どのような話を聞いてきたかというところを解説していきます。

<BRE>

英国建築研究所、日本にもあるような建築研究所のイギリス版です。ここではいろいろな試験が行われていました。特に注目したのは、その設計の部分と、断熱に関してでした。イギリスでは2016年よりゼロカーボン住宅が法制化されており、ゼロエネルギー住宅よりも格段に上のものが標準となっています。EU全体では2021年1月よりZEH標準になっていますが、日本はまだまだのようです。世界から若干・・というか少し遅れを取っているエネルギー施策・建築施策ですが、世界の状況・取り組みがどのようになっているか現地で視察して話を聞いてきましたので、ちょっとだけ解説致します。