未来の住宅:在宅介護・在宅医療が必須へ
設計面で今後絶対に必要になる!在宅介護・在宅医療対応住宅提案

はじめに
日本はすでに、
本格的な高齢化社会に入っています。
介護・医療の現場では、
「施設で対応する」から
「自宅で支える」方向へと、大きな転換が進んでいます。
こうした中で、住宅は単なる「暮らす場所」にとどまらず、
医療・介護を支える“基盤”としての役割も求められるようになってきます。
本講演では、
在宅介護・在宅医療という視点から、
これからの工務店に求められる住宅提案と役割を整理します。
なぜ今、在宅介護・在宅医療が工務店のテーマになるのか
国の方針としても、
在宅介護・在宅医療の推進は明確に打ち出されています。
その結果、
- 自宅で療養・介護を行う世帯が増える
- 住宅に求められる性能・配慮が変わる
- 家族だけでは対応しきれないケースが増える
といった変化が、すでに現場で起き始めています。
これからの住宅は、「元気な時だけを想定した家」ではなく、
将来の変化を受け止められる器であることが重要になります。
工務店で起きがちな在宅介護・医療住宅のズレ
在宅介護・在宅医療という言葉に対して、
次のようなズレが見られることがあります。
- バリアフリー=介護対応だと思っている
- 手すりや段差解消の話で終わっている
- 介護・医療の実態を知らないまま提案している
- リフォーム案件として“後追い対応”になっている
結果として、
本当に必要な配慮が抜け落ちた住宅になってしまうケースも少なくありません。
在宅介護・在宅医療は、
設備の話だけで完結するテーマではありません。
この講演で整理するポイント
本講演では、
工務店が在宅介護・在宅医療に関わるうえで、
最低限押さえておくべき視点を整理します。
- 在宅介護・在宅医療の現実
- 住宅に求められる役割と限界
- 工務店ができること/できないこと
- 新築・リフォームそれぞれでの考え方
介護や医療の専門知識を詰め込むのではなく、
住宅側としての“立ち位置”を明確にすることを目的としています。
在宅対応を視野に入れると、何が変わるのか
在宅介護・在宅医療を前提に考えることで、
住宅提案の視野は大きく広がります。
- 将来を見据えた説明ができる
- リフォーム需要と自然につながる
- 家族全体の安心を提案できる
- 地域との関係性が深まる
結果として、
「家を建てる会社」から「暮らしを支え続ける会社」へと、
工務店の役割が広がっていきます。
こんな工務店におすすめです
- 高齢者対応住宅にどう向き合うべきか悩んでいる
- 将来を見据えた提案ができていないと感じている
- リフォーム事業を強化したい
- 地域とのつながりを深めたい
地域密着型の工務店にとって、
在宅介護・在宅医療は
避けて通れないテーマになりつつあります。
他の講演テーマとの関係性
在宅介護・在宅医療対応住宅は、
他の講演テーマとも深く関係しています。
- 最新ライフスタイルと工務店提案
- レジリエンス時代の工務店経営
- リフォーム市場で勝つ!
暮らし・防災・将来対応を
一体として整理することで、
工務店の提案力はさらに高まります。
まとめ
在宅介護・在宅医療は、
「特別な家庭だけの話」ではありません。
誰にとっても、将来起こり得る変化に備える住宅が、
これからのスタンダードになっていきます。
本講演は、
工務店が医療・介護の専門家になるためのものではなく、
住宅会社として何を担い、どう向き合うかを整理する場です。