「モノからコトへ」の次の段階
モノの性能を伝えていた時代
技術・性能の良さを伝えていた時代は、市場豊かな時代かつ国が設ける基準値が低い時代でした。人口・世帯数も多く、需要もあった為、国が設ける基準値よりも高いことを証明出来れば良い住宅として判断してもらえました。現在は、市場豊かな時代ではなく、コスト高騰に悩み、2025年の省エネ基準適合義務化では最低基準の底上げが一気に加速します。
「モノからコトへ」という時代
「コト」の意味合いは広く派生しました。モノによってどのような暮らしが出来るか。どんな効果を得られるか、伝えることが大事になりました。
デザイン性や設計面を伝える、抽象的な意味合いを伝えることを「コト」として捉えることが増えました。
しかし、デザインや設計面までパッケージング化されると、消費者心理にも変化が起きはじめ「モノからコトへ」の次の段階が必要になりました。
「コンサル営業」の時代
時間がなく、所得も少ない日本社会において、消費者の判断基準は「買える」「買えない」に変わってきました。キーワードは「可処分」です。お金・時間は大事な位置づけで、特に「お金の話」はコンサル営業に必須です。
ファイナンシャルプランナーや金融機関と連携した新しい営業方法の構築をお勧めします。
ポイント
- モノの良さは文字に起こしてWEBサイトで伝える
- コトの表現は視覚化させて、SNSやカタログ・店舗で見せる
- コンサル営業は、おかねの知識で集客・追客を行うこと